ビジネスで成功している人の多くが朝活をしていて、その効果を実感しています。
わたしはもともと「夜型人間」で低血圧もあって、早起きがとっても苦手でした。
でも副業をはじめてから時間を少しでも効率よく使いたい!という思いで朝活に挑戦しました。
その結果、作業効率アップを実感してすっかり朝活に魅了されました。
朝活の効果を実感し、継続できるようになったころに友人から進められて読んだのがこの著書
「朝時間が自分に革命を起こす:人生を変えるモーニングメソッド」
この本では、朝活をさらにレベルアップする具体的な方法が紹介されています。
交通事故で心停止に陥った著者が復活を遂げた奇跡のメソッド! 集中力が増し、積極的になり、困難に打ち克つ自分になる6つの朝習慣。
「集中力が上がった!」「痩せた!」「収入が増えた!」すべてが手に入る超実践的ベストセラー!
「日常」に追われる毎日から、「理想」を追いかける毎日へ。この本は「新しい人生」への招待状です。
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この紹介文をみると、著者の「奇跡的体験」が描かれていてちょっと自分には役に立たない次元の違う話なのでは?と思いました。
でも、実際に読み進めると実践的なやりかたが現実的に、わかりやすく書かれています。
さらによかったのは、私のように限られた時間の中で最大限の効果を得たい!と思うちょっと「ワガママなひと」でもできる6つの習慣が実例とともに示されているので、本を読み終えてすぐに実行できました♪
人生を変えるモーニングメソッド6つの朝習慣
本書のはじめには著者の人生を変えたどん底体験、そしてそこからどうやって立ち直ったのかという経緯が書かれていてストーリーに引き込まれます。
そして著者がこれらの体験から立ち直り、さらに飛躍するために行った6つのメソッドが紹介されています。
その6つのメソッドがこちら
サイレンス
アファメーション
イメージング(ビジュアライゼーション)
エクササイズ
リーディング
ライティング(スクライビング)
原文ではそれぞれの頭文字をとって「S.A.V.E.R.S」(セイバーズ)と表現されています。
それぞれ解説します
サイレンス
サイレンスとは「沈黙」や「静けさ」を表します。
瞑想や深呼吸をしたり、祈りをささげること。
アファメーション
アファメーションは自分の前向きな気持ちを言葉にすること。
例えば
「私は仕事で成果をだすために最高のサービスを提供します」
「家族を幸せにするためにポジティブな自分でいます」
というように目標に近づくために自分がとる行動を具体的に発言します。
イメージング
イメージングは達成したいことやなりたい自分を具体的に思い描いて、それを達成するために必要な行動を心のなかでイメージします。
よく「夢をイメージしよう」と言われていますが、著者はこれだけではだめで、「夢を達成するために自分が頑張っている様子をイメージする」ことがもっと重要だといいます。
このメソッドはよくトップのスポーツ選手が実際につかっている方法で、ランナーがパーフェクトなレースを終える姿をイメージすることで成果につながることが研究などでも証明されています。
脳は「想像」と「現実」の違いを区別できないという特性があるため想像力をつかって頭の中でイメージをはっきりと持つと、行動がスムーズになり達成したいゴールに近づくことができます。
エクササイズ
エクササイズは運動をすること。
ウォーキング、ヨガ、ジョギングなど朝にすると頭がスッキリして集中力が高まります。
リーディング
リーディングは読書をしたり、好きな格言などを読むこと。
一日の始まりにふさわしい気持ちがポジティブになるような文章や、好きな本を数ページ読むことで新しい知識を学び、頭も心もリラックスできます。
ライティング
ライティングは日記をつけたり、思考を言語化すること。
内容は感謝の気持ち、夢日記、食事日記など書く内容はその時の自分に必要なものであればなんでもよいです。
以上、6つのメソッドを朝にやるとなると「朝活」するために早起きしたのに時間がない!と言いたくなりますよね。
私は心の中で叫んでました。
安心してください。この6つを著者は1時間かけてやっていますが、時間がない人は6分でもオーケー!と言います。
例えば、このように行えます。
1分間の沈黙、深呼吸。
1分間のアファメーションのことば(メモしておいて読む)
1分間のイメージ
1分間その場で足ふみやストレッチ
1分間好きなフレーズを読む
1分間感謝の気持ちをメモする
これなら朝活の時間を失わずに簡単にできますね!
人生を変えるモーニングメソッド の実践例
ここでは私の実践例を紹介していきますね。
前述の6分間のメソッドだと少しみじかすぎて物足りなさを感じたので、実際に自分に合わせて取り入れた方法を紹介します。
①起きてすぐ着替えてウォーキングに出ます。(エクササイズ)
ぐるっと近所を一回りすると15分くらい。
②その間、深呼吸を5分ほどし意識は呼吸に集中(サイレンス/瞑想)します。
③そしてアファメーションの言葉をつぶやき、イメージングも行います。
④家にもどったら、コーヒーをいれて読みかけている本を読んだり、ポジティブなフレーズの本に5分から10分ほど目を通します。(リーディング)
⑤そのあと、日記に感謝の気持ちを3つ書き、今日やることをメモします。(ライティング)
これで30分ほどです。
必ずしも本で紹介されている順番通りにしなくてもよいので、自分に合う順番とそれぞれのステップにかける時間も自由に決めてオーケーです。
自己流ですが、うまく6つの要素を取り入れられるので、達成感があり頭もスッキリ、朝の作業に集中できてかなり充実した朝が過ごせます。
ミラクルモーニング
以上で紹介した6ステップのほかにもこの
「朝時間が自分に革命を起こす:人生を変えるモーニングメソッド」
では、朝起きられない人がスヌーズボタンを押さずに起きられるための方法や6ステップを習慣化するにはどのような思考が必要かなどの方法も紹介されています。
習慣化しても、仕事や子育て、スケジュールの変化で朝活が難しい時もあります。
そんな時、私は何度もこの本を読み返しています。
これから朝活に挑戦したい!という方や、朝活しているけどもっと充実した自分らしい朝を過ごして成長したい!というかたには是非読んでほしいです。
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